5月12日の夜に山陰地方を中心に頻発した地鳴りの報告に続いて、翌5月13日の夜には神奈川県を中心に広範囲で地鳴りの報告が相次いだ。「自衛隊演習の爆発音では?」との声も上がったが、自衛隊に問い合わせた結果、その時間に大きな音の出る演習は行われていないという。
18時〜21時にかけて断続的に地鳴りの報告が
2020年5月13日(水)の18時以降、神奈川県を中心に広範囲で地鳴りの報告が相次いでいる。
この地鳴りは18時以降断続的に繰り返され、20時半以降では、細かい揺れも感じられる人もいたようだ。
この時間帯、自衛隊の富士演習場で訓練が行われていた。
この演習が原因であれば一件落着と言ったところだが、どうやらこの演習が理由ではなさそうだ。
体感でも「通常の演習のもとには近いが、区別がつかない」という感想であるところ、実際に自衛隊に問い合わせをしているTwitterユーザーがいる。
そのユーザーのツイートによると、その時間帯に演習は行っていないとのこと。
となると、演習ではなくいわゆる「地鳴り」の可能性が極めて高くなる。
火球の可能性もあるとの報道もなされたが、5月12日にも山陰地方を中心に大きな地鳴りが頻発したとの報告がTwitter上に相次いだ。
この一連の地鳴り騒動は21時ころ収まったようだ。
しかし、地鳴りが起こった数日後、地震が起こることもある。
地すべりや土砂災害と合わせて、地震にも注意を払っておきたいところだ。
5月12日、山陰地方での地鳴りに関する記事はこちらにご用意した。
この記事では過去の地鳴りの音声も確認できるようにアップロードしてある。
実際に音声をお聞きいただき、日々の備えにお役立ていただきたい。