雑誌「つり人」や「Basser」「FlyFisher」など、海釣りからルアー、フライフィッシングまで、ありとあらゆる釣りの楽しみを伝える専門出版社つり人社。ここから、実在の釣り師が実名で(一部仮名もあり)、釣り場で出会った怪異を語った実話怪談の名著「釣り人は見た」シリーズが全3巻発行されている。ここでは、シリーズ1巻と2巻の名作だけを集めた「水辺の怪談最恐伝説」から、海の釣り場にまつわる怪異3本を紹介する。
Continue readingタグ: 心霊
「道」にまつわる心霊スポット3選
昭和の心霊研究家、平野威馬雄氏が遺した著書「日本怪奇名所案内」(二見書房刊)には、日本全国86ヵ所の心霊スポット、ミステリースポットが紹介されている。
体験者の多くが実名で証言している、イラストでほぼその場所を特定できる地図が掲載されているなど、現在では考えづらい、昭和ならではの作りとなっている名著だ。ここでは、本書から「道」にまつわる心霊スポットを紹介する。
騒々しい霊魂たち「ポルターガイスト現象の謎」
ドイツ語で「騒々しい:poltern」「幽霊:geist」、この二つの単語を組み合わせると「ポルターガイスト」となる。
「騒霊」とも訳されるこの心霊現象の特徴は、その名の通り騒がしいこと。
ものが空中を舞う、ドアが勝手に開閉する、水たまりが突然現れる……いずれも平和に暮らす一般市民にとっては、まったく迷惑極まりない現象だ。
ホワイトハウスは幽霊の館
アメリカ大統領の公邸として知られるホワイトハウス。大統領は家族とともに2階に暮らし、告示に関する執務も行っている。
世界の強国であるアメリカのトップに立つ大統領の公私にわたるホームであるこの場所は、幽霊が出ると噂されるスポットでもある。