江戸時代末期、天狗にさらわれ仙人界での生活や師匠である仙人からの教えについて、詳細に国学者の平田篤胤に語った少年・寅吉。彼についての物語は「仙境異聞」として平田篤胤がまとめており、第一級の資料として現在もその強烈な存在感を放っている。
寅吉から約半世紀後。江戸末期から明治初期に、現在の名古屋市で天狗に見初められ、仙人となった少年の記録が残っている。
「仙界眞語」として後世に残された資料。これを明治時代の心霊研究家・浅野和三郎が口語体に翻訳したものを、さらに読みやすく現代文に訳してお届けする。
カテゴリー: 妖怪
明治時代の奇妙なニュース 5選 Part.2「半豚半人」他
明治維新から数年、革命は無事に終わったものの、まだまだ物騒な時代が続いていた。そんななか、新聞各社が次々に創設。社会のニュースを庶民が手軽に読めるようになっていく。政治、外交から街の名物おじさんまで、雑多な記事のなかから、奇妙な記事を選りすぐってご紹介する。
Continue reading明治時代の大新聞に掲載された奇妙なニュース3選 Part.1
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Continue reading「天狗にさらわれた少年」寅吉の足跡をたどる旅 Part.2【寅吉・修行編】
江戸時代末期、天狗のもとで修行をし、「仙境」について学んだとして、当時の江戸の知識人の話題をさらった少年・寅吉。彼については、国学者・平田篤胤が「仙聞異聞」として後世に残してくれた。寅吉の証言を元に、彼がいつどこで天狗に出会い、その教えを受けたのか、彼の足跡を実際に当時の現場を歩きながら見てみたい。
Continue reading「天狗にさらわれた少年」寅吉の足跡をたどる旅 Part.1【東京・上野編】
江戸時代末期、天狗のもとで修行を積み、「仙境」について学んだ少年・寅吉。彼の生家、足跡をたどる旅、「東京・上野編」。
Continue reading日本人がもっとも愛する妖怪「河童」
背中には甲羅を背負い、手足には水かき。鋭い目にくちばしを持ち、頭には水の入ったお皿がある。
相撲ときゅうりが大好きで、ときに人を助けたりもするーー。
全国各地に伝承が残り、ミイラや足跡などの物証も数多く残されている伝説の妖怪「河童」とは一体何者なのか。