2047年から見た近未来

新型コロナの次はエボラウイルス? 2047年を訪れた未来人が語る「2020年下半期」


2047年に訪れたと語る未来人の速報については、以前こちらでお届けした。「2020年は新型コロナウイルスが落ち着くのと入れ替えに、より強力なエボラウイルスが蔓延する」、そんな恐ろしい予言がなされている。ここでは、彼が見た未来についての詳報と併せて、2020年下半期に起こるとされる予言についても解説する。

▼目次
【年表】2047氏が見た未来
2047氏とはどんな人か?
どうやって2047年に行ったのか?
2047年はどのような世界だったのか?
2020年下半期にはなにが起こるのか?
最期に

【年表】2047氏が見た未来

2020年前半 新型コロナウイルス蔓延
2020年夏〜冬 新型エボラウイルスがアフリカで流行
2020年後半 ウイルス大恐慌
2021年?月 北朝鮮の金正恩の死亡が公表
2021年?月 安倍晋三首相退陣
2021年5月 神奈川県小田原市を震源とした巨大地震発生
2021年7月 東京オリンピックは中止
2021年10月頃 日韓トンネル着工
2022年?月 北海道中心部に北朝鮮のミサイルが落ちる
2023年7月6日 令和関東甲信越大震災発生
2032年11月 令和南海トラフ巨大地震発生
2040年?月 インド? の科学者がタイムマシンを完成させる
2047年 2047年段階での天皇は悠仁

2047氏とはどんな人か?

かつて2047年の未来を見て、2020年現在を暮らすという自称・タイムトラベラーを、ここでは便宜上「2047氏」と呼ぶことにする。

2047氏についての言及が初めてなされたのは2020年5月3日。
5ちゃんねるのオカルト板内「異世界総合スレ 5((時空の歪み・パラレルワールド)」のスレ番585に、「友人に未来人(2062氏14Q氏のこと)について話したら『自分の友人にも未来に行ったことがある』と語るやつがいる」との書き込みがなされたのが初出となる。

閲覧者から「ぜひ詳しく話を聞くように」と促された585の書き込み者は、友人にコンタクトを取り、後日友人経由で2047氏の体験したエピソードをヒアリング。ふたたび当該スレッドに戻り、その内容を書き込んでいる。

2047氏が未来へのタイムトラベルを体験した当時、まだ15歳の中学生。現在は23歳だという。

どうやって2047に行ったのか

2012年の夏休み、2047氏が15歳だったころ、新幹線に乗車していた(なんのためにかは不明)。
東京駅に向かうため、三河安城駅を17時台に発車するこだまに乗車した。
2047氏本人の記憶では、発車から約1時間経過した18時ごろ、座席で眠ってしまう。
気がつくと、2047年にいたという。

2047年には、そのまま5日間ほど滞在し、元の時間に戻される。
戻ってきた際に時計を確認すると18時34分を指していた。
2047年では5日間経過していたにもかかわらず、現実世界では30分程度しか過ぎていない。
この現実世界の30分間に、自分の身にどのような変化があったのか、同じ車両に乗り合わせた乗客や、駅員に確認しようかとも考えたが、怖くなって踏みとどまったとのこと。

2047氏がタイムトラベルしたという「こだま」

2047年はどのような世界だったのか?

2047年では大量のメモを残してきたという。書き込みは、そのメモに残された内容を口頭で伝え、なされている。

どのような施設を見たのか?

気がつくと見知らぬ新幹線とは異なる電車に乗っていた。
やがてその電車が到着すると、音もなく扉が開いたので驚きながらも2047氏は電車を降りた。
すると、至るところにロボットが配備された駅に着いたという。

案内役はいたのか?

同様に電車に乗っていたら未来にいたと語る「14Q氏」には、親切男と14Q氏が名付けた道先案内人がいた。似た役割を果たした人物が、2047氏にもいるようだ。

駅のような場所で呆然としていると、いつしかセグウェイのような乗り物に乗った男性がおり、「行きましょう」と促された。
ともに駅の地下街のような場所を進んでいくと、男性から「今は2047年の夏です」と伝えられ、自分がどこにいるのかを理解したという。

未来ではセグウェイ状の乗り物が主流となっているという

気候はどのようなものだったのか?

夏だったこともあり、外気温は45度を超える猛暑だったという。
あまりの高温に、外出はするべきではない、または政府から外出禁止令のようなものが発令されているという。

食生活は?

一部の魚が食用できなくなっており、全般的に魚の刺身は不可。干物なら可とのこと。
それ以外はほぼ現在と変わらない。
主食は米、ハンバーグも食べたという。
また、案内役の男性に促されてアイスを食べた。黄色いピンポン玉みたいな形状で、味はレモンのようだったという。

世界情勢は?

戦争は起こるが、第三次世界大戦のような大規模のものではなかったという。
中国、韓国は姿を消しており、台湾は日本に併合されている。
アメリカが中心的な役割を引き続き果たしているが、技術的に発展しているのはインドだという。

日本の政治体制は?

政党の勢力図は現在と大きく異なる。
2047年までの歴代首相のなかに、女性総理がひとりだけ誕生したという。
また、2020年代の首相経験者の息子が2040年代に首相となる。この2020年代の首相経験者は、現在すでに名前が知られた人物とのこと。
2047年の首相は「谷村総理」。

2020年下半期にはなにが起こるのか?

コロナが世界的に終息しだし、夏場に旅行者が激増したと同時にこのエボラウイルスが流行するという。空気感染ではなく、虫を媒介にして感染が拡大するため、殺虫剤の需要が高まり品切れが起こるとのこと。
また、マスクやトイレットペーパーの品切れ騒動もふたたび起こるという。現在、マスクもトイレットペーパーも、品不足は解消している。心配な方は、今のうちに備蓄を進めておくと良いかもしれない。

夏場に猛威を振るうエボラウイルスも、冬には落ち着きを見せる。
しかし、新型コロナウイルスと新型エボラウイルスの感染拡大によって、世界は大きな経済的なダメージを被り、「ウイルス大恐慌」と後年呼ばれる経済危機が訪れるという。
ここは無駄遣いをせず、多少の不況にも耐えられるよう、貯蓄を進めておきたいところだ。

2020年夏、エボラウイルスの感染拡大は起こるのか?

最期に

2047氏の体験したという未来図は、大まかなストーリーは別として、細かいディティールの面で14Q氏の記述にかなり酷似している。
電車に乗っていたら未来に着いた、案内人がいる、その案内人から口止めされるも掲示板で広く公開してしまうといった点がそれだ。

また、2012年に未来を体験し、「2020年にウイルスによる感染が世界的な騒動になる」と強く記憶に残っていたにもかかわらず、そのことに初めて言及したのは2020年5月7日と、すでに世界的なパニックがピークに達してからだ。

これらのことを鑑みるに、2047氏は、2062氏や14Q氏らを模倣した愉快犯だろうと筆者は考える。
2020年の夏、新型のエボラウイルスの被害が起こるのかどうか、まずはそこから確認したい。
なんの被害が起こらないことも祈っている。

2047氏に関する書き込みは、2020年5月現在も続いている。
興味のある方は、当該スレッドを見てみるとよいだろう。